子猫のフードは、月齢や離乳の進み具合に合わせて、1日3〜4回に分けて与えるのが基本です。生後2〜3か月ごろは少量を1日3〜4回、生後3〜6か月ごろは1日3回程度が目安になります。
ただし、授乳期の子猫と離乳後の子猫では与え方が異なります。フードの種類、体重、食べる量、便や体調も確認しながら調整してください。
子猫のフード回数は月齢で変わる
| 月齢の目安 | 1日の回数 | 与え方の目安 |
|---|---|---|
| 生後0〜4週ごろ | 数時間おき | 基本的に子猫用ミルクを使い、体重や授乳状況に応じて管理する |
| 生後4〜8週ごろ | 1日4回前後 | 離乳食から子猫用フードへ、少しずつ切り替える |
| 生後2〜3か月ごろ | 1日3〜4回 | 子猫用フードを少量ずつ与える |
| 生後3〜6か月ごろ | 1日3回程度 | 1日の必要量を分けて与える |
| 生後6か月以降 | 1日2〜3回 | 成長や体格を見ながら回数を調整する |
上の回数は一般的な目安です。フードのパッケージに表示された給与量を確認し、その1日分を食事回数に分けてください。回数を増やす場合も、1日の合計量まで増やさないことが大切です。
生後2〜3か月の子猫は1日3〜4回が目安
生後2〜3か月ごろは、体が成長する一方で胃がまだ小さいため、1回に多く食べることが難しい時期です。そのため、1日分のフードを3〜4回に分けると、食べやすくなります。
たとえば、1日の給与量が60gの場合、1日4回なら1回15g、1日3回なら1回20gです。これは計算例であり、実際の給与量はフードの表示、子猫の体重、成長状態によって異なります。
離乳前の子猫に普通のフードを無理に与えない
生後1か月未満など、まだ離乳していない子猫は、通常のドライフードを食べる段階ではありません。子猫用ミルクを使う時期や授乳間隔は、月齢だけでなく体重や健康状態によって変わるため、保護した子猫や母猫から離れた子猫は、早めに動物病院へ相談してください。
離乳を始める時期は、子猫が自分で歩き、歯が生え始め、皿のミルクや柔らかい食べ物に関心を示すかどうかなどを見て判断します。ミルクからフードへは急に切り替えず、子猫用フードをぬるま湯や子猫用ミルクで柔らかくして、少量から試します。
子猫に与えるフードの選び方
離乳後は、パッケージに「子猫用」「成長期用」「総合栄養食」と表示されたフードを選びます。子猫は成長のために多くのエネルギーや栄養を必要とするため、成猫用フードだけでは成長期の必要量に合わないことがあります。
- 子猫用または成長期用である
- 総合栄養食と表示されている
- 現在の月齢に対応している
- ドライフードなら、子猫が無理なく食べられる大きさである
ウェットフードとドライフードを併用する場合は、それぞれを別々に必要量まで与えるのではなく、1日の合計カロリーや給与量が過剰にならないよう調整します。
1日のフード量は回数ではなく合計量で管理する
食事回数を増やしても、1日の合計量が適切なら太りやすくなるとは限りません。反対に、少ない回数で1回にまとめて与えると、食べきれない、吐く、空腹で落ち着かないといった問題が起きることがあります。
まずフードのパッケージで、子猫の月齢と体重に合う1日の給与量を確認してください。その量を、子猫が食べやすい回数に分けます。
- 子猫の体重を測る。
- フードの表示から、月齢と体重に合う1日の給与量を確認する。
- 1日の給与量を3〜4回などに分けて計量する。
- 毎回の食べ残し、便、体重の変化を確認する。
- 食べ残しが続く場合や体重が増えない場合は、フードの量や体調について動物病院に相談する。
食べ残しや空腹があるときの調整方法
毎回食べ残す場合は、1回量が多すぎる可能性があります。1日の合計量を確認したうえで、回数を増やして1回分を減らす方法があります。
反対に、毎回すぐに食べ終わり、体重の増え方も適切であれば、成長に必要な量を食べている可能性があります。ただし、食欲だけを理由に大幅に増量せず、フード表示や体重の推移を基準にしてください。
急に食べなくなった、繰り返し吐く、下痢が続く、元気がない、体重が増えないといった場合は、回数の問題ではなく病気や寄生虫などが関係していることがあります。子猫は体調が変化しやすいため、早めに動物病院へ相談してください。
子猫のフード回数で迷ったときの結論
離乳後の子猫は、まず1日3〜4回を目安にし、1日の給与量を分けて与えます。生後3〜6か月ごろは1日3回程度、生後6か月以降は1日2〜3回を目安にできますが、個体差があります。
最初に確認するのは、子猫の月齢・体重・離乳の状態と、フードのパッケージにある1日の給与量です。回数だけでなく、体重の増え方、食べ残し、便、元気の有無を合わせて判断してください。







